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作品情報
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あらすじ
義理の父親からの暴力で、自分の存在を認められずに自傷行為に走ってしまった早坂ゆりか(はやさか ゆりか)は、高校二年の夏、屋上で泣いているところを糸色 楓(いとしき かえで)に見つかり、告白される。
楓は、飛び降り自殺を目撃してから人の苦痛な表情や声に感動するようになり、ゆりかの苦しそうな表情と鼓動を荒くさせる笑顔正反対のもの二つに惹かれて告白したのだ。
ゆりかを傷つけたいと思う心と、ゆりかに笑って欲しいと願う心。
優しい自己犠牲のような彼女に惹かれ、正反対の欲望に苦しめられていく楓。不器用ながらも優しくする楓に惹かれていくゆりか。
「大好きなんだ。それ以上かもしれない。
でも、俺はそれをどう伝えたらいいのか分からない」
この物語は不器用な恋人たちのお話。
キャラクター紹介

糸色 楓(いとしき かえで)
早坂 ゆりか(はやさか ゆりか)
「だって、楓はいつも私を殺さない。私が殺してくれって言っても殺してはくれないでしょ?」
義父からの暴力によって自傷行為に走ってしまった少女。
まれに見る美しい顔で、自己犠牲の化身のような優しさを持つ。
楓のことを毛嫌いしていたが、楓の不器用な優しさに惹かれ、少しずつ楓に惹かれていく。

「大好きなんだ。それ以上かもしれない。
でも、俺はそれをどう伝えたらいいのか分からない」
幼い頃に飛び降り自殺を目撃してから、人がこんなにも簡単に死んでしまうことに衝撃を受ける。
その際、生き血に感動するようになり、人に簡単に暴力を振るうようになるが、ゆりかと出会い、やさしくなりたいと願うようになる。
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